続・房飾り(タッセル Tassel) 日本では…

タッセルの話の続編です。
前回、ラテン語では…と海外のお話をしましたが、
今回は、日本のお話です。

日本では、「房飾り」
古くは、6世紀後半頃、藤の木古墳(奈良県)から円柱飾り金具についた飾り房が埋葬儀礼品として
出されていたそうです。

日本の風習では、儀礼装飾や祭礼品としてよく目にします。
例えば、お祝いの水引が飾り房に、、、
お寺の座布団の端に、、、
数珠(念珠)装飾、、、
人形装飾に、、、

そして、大きな特徴として、
日本の房飾りは、房だけが単独にあるものではなく、
「結び」という意味が深く関わってきています。
つまり、「結び」があって、その下に「房飾り」という形になります。
よく見かけるもので言えば、提灯、兜、掛け軸の風鎮、お仏壇の戸の飾りなどなど。

そして、縁起や、縁結びの意味もあるそうです。

さらに、以前お話した「護符」
房を箒に喩え、箒で掃くが「払う」に転じ、悪いことを払ってくれる「護符」の意味に。
さらに、人と人を結び付ける意味が、「縁起」、「縁結び」に。

調べてみると、実に興味深いことが色々わかり、
「結び」「房飾り」は、必然的につながったのかと、、、

 

ではでは♪

意味をふまえて、作品紹介に(^^)

修多羅お守り (美国結びオリジナル)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結び房飾り

結びもこだわって入れてあります。

新年に向けて「護符」としていかがでしょうか!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Scroll to top