蓮華袋 rengebukuro

数年前から探し続けていたお守り袋の形
「お守り袋ジプシー」
と自分で呼んでいたぐらいで、、、苦笑

昨年の今頃でしたでしょうか?
Instagramでふと目に入った蓮華袋

こんな袋があったとは!!

その時の衝撃はすごかったという記憶が蘇ってきます。

早速、調べてみたら散華はあっても、蓮華袋はない。。。
何故に?
でも、そこは図々しい坂本でございます~
作家さんにメッセージにて質問攻めに^^;

お聞きしたところ、
散華からヒントを得られたとのことでした。
すごい閃きですよね。

 

散華(さんげ)とは、、、
寺院で法要を厳修する時に、諸仏を供養するために花がまかれること。
元来は、蓮弁をはじめとする生花が使われていたが、
いつの頃か、生花はいたみやすく、大きな法要の時などはたくさん揃えるのが難しいため、
蓮の花びらを象った色紙が代用されるようになった。

散華と検索して頂ければ、画像はたくさん出てくると思います。
ここは、丸投げですみません(汗)

 

そして蓮華袋(れんげぶくろ)とは?
ここからは、発案者の日本刺繍作家照工房ノブさまの
お言葉を引用させていただきますね。

 

仏様の供養のため、また場を清めるために古くから寺院などで行われてきた散華(さんげ)。

現代では蓮の花びらを形どった紙片が撒かれることが多いようです。

その紙片を持っていると幸せが訪れるとか、お守りになるとも言われ、中には趣向を凝らした美しい絵柄の描かれたものもあり、収集する方もおられます。

ある時私はこの散華をまねて、日本刺繍を施した花弁形の小さな巾着袋を作りました。

それが「蓮華袋(れんげぶくろ)」の始まりです。

散華に着想を得たのに「散華袋」としなかったのは、散華が戦死を意味する不幸な時代があったから…

日本では古来、針目には身を守る呪力が宿ると信じられており、背縫いのない小さな子供の着物には「背守り」が施されていたそうです。

ですが、同じ祈りの針目でも、戦時下の「千人針」はあまりにも悲しすぎました…

本当は戦地になど行かせたくないのに、どうにもできない。でも何かしてやりたい。
千の玉どめを集めようとさまよった女性たちのやり場のない思いは、想像に難くありません…

戦争は二度とあってはなりません。

平和への願いを針目に託し、その形で慈しみの心を伝えたい。

私はこの蓮華袋を、千羽の鶴を折るような気持ちで作り続けたいと思います。

そして、ただ美しいものを作りたいと針を持てる今日の幸せを思います。

そしてこの幸せが明日も続くことを願います。

 

 

以上、
照工房ノブさまのminneのページよりお借りしました。
Instagramをご覧いただける方は、こちらからどうぞご覧ください。

素敵な作品の数々がご覧いただけます。

照工房さまの作品の後に、おこがましいのですが、
私の作品です。

日本刺繍はできないので^^;
シルク糸を主体に蓮の花びらの形に編み上げました。

 

 

 

 

そこに結びをプラスすると

 

 

 

 

 

 

もう一つは

 

 

 

この季節なので、桜色🌸

針目はありませんが、結び目にも、、、

古より、結び目には神仏の御心が宿り、
結び物を部屋に掛けると邪気を払い、
身に着けると幸福を招く

と言われています。

照工房ノブ様には、蓮華袋作成するにあたりお許しは頂いております。

結びの蓮華袋

少しずつ創っていけたら、、、
と思っております。

 

ご縁に感謝いたします。

 

 

 

 

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